3月11日にしゃぼん玉を吹きながら、歩いて家に帰る(2019)

 

2012年3月11日、新宿から東京に向かって歩きながら、シャボン玉を吹いた。

それから毎年その日に、シャボン玉を吹きながら歩いて家に帰っている。

帰宅難民というのは、都市の交通が麻痺して 家に帰る日常的な手段を奪われた人々のことを指す。

帰宅困難者とも言う。

2011年3月11日は、彼らや、彼らを見守った多くの人々が大健闘した日だ。

私はそう認識している。

多くの人が「あの日を忘れてはいけない」と語る。

でも、それは、なぜ?

すぐに、答えられる大人は、どのくらいいるだろうか。

たとえ、時間がかかったとしても良い。 その理由を考えてほしい。

あの日、私たちは、何を思っただろう?

絶望に思えても、その中から希望を見続けることができたのは、なぜだろう?

今もまだ、絶望の淵にいる人も、多分いるのだろう。

あれから8年が経つ。

いやでも、月日は流れる。

時間は自動的に進んでしまう。

その時間の蓄積に比例して何かの成果をなしているかなんて 誰も確かなことは言えない。

それでも、「何か」は変化して、今日がある。

私たちはあの日の自分の目を見て「いま」を報告できるだろうか。

私自身も、想像してみる。

まだずっと、歩いてる。

私は歩みの途中にいる。

残念ながら、あの日に私が思い描いたような政治情勢ではない。

もうちょっとマシになっていると思ったが

それでも、諦めずに健闘している大人がたくさんいるということは分かってきた。

だから私も自分の仕事の領分を諦めずに しゃぼん玉を吹いて

歩く様子をインターネットに乗せて中継しようと思う。

3月11日が、シャボン玉で溢れる美しい夜となりますように。

この日が数ある平和の象徴に、含まれますように。

2019.1.28 三木麻郁

 

2019年3月11日(月)

「3月11日に、シャボン玉を吹きながら歩いて家に帰る2019」

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上記3つのアカウントから歩いて帰る様子を中継ポストします。

ハッシュタグは 以下の4つを用意します。

何れを使用してもOKです。

#しゃぼん玉2019

#シャボン玉2019

#shabondama2019

#soapbubbles2019

 

配信開始時間未定です。

変更事項が出来次第、facebookイベントページ、Twitterに報告します。

 

写真撮影:松尾宇人

撮影:松尾宇人
撮影:松尾宇人

御礼とご報告

 

本プロジェクトは、2012年からスタートし、今年で8年を迎えることができました。
それは、私の意思だけでは、成し得ないことでした。
2012年当時、20代だった私の、若く、青く、衝動的な感情だけでイベントを立ち上げ、ささやかに楽しむことで満足を得ていましたが、2013年、2014年の開催は、このままお祭りのように継続することが誰かの気持ちを傷つけたり、不安を煽ったりすることにならないかという心配が、頭を過らない訳ではありませんでした。当時の同年代の学友が応援してくれただけでなく、幅広い年齢の方々から「やったらいいよ。」と支持していただけたのは、それゆえに大きな励みでした。

今年は、活動予算を6万円と立て、概ね計画的な支出が実現できました。ノベルティ店頭販売は、ビアパブイシイ(千駄木)、桑原商店(五反田)にご協力いただきました。個人ではSTORESによるネット販売を行い、COUZT CAFE+SHOP(根津)ではカンパ箱設置をご提案いただき、どれも今のところ大きなトラブルなく、ひとまずの終焉を迎えようとしています。

集まった金額は、116,096円。ノベルティの単価から計算すればなお、驚かずにはいられない数字です。

今年は前もって宣言していました通り、支出予算6万円を差し引いたうちの50%、28,048円を、平成30年北海道胆振東部地震災害への寄付として、以下の口座に送金いたします。

 

赤い羽根共同募金

ゆうちょ銀行
【口座番号】 00170‐8‐635111
【口座名義】 北海道共募 北海道地震災害義援金

http://www.jrc.or.jp/contribute/help/308/index.html

 

ご協力、誠にありがとうございました。
深く深く、御礼申し上げます。

 

 

 

「このプロジェクトが日本の年中行事になれば良いのに」という空想を、確かに、2012年、正確には、そんな風景を思いついたのは2011年12月ぐらいから持ってはいましたが、多くの人々を巻き込み、プロジェクト成長を実現させるには、莫大なエネルギーと協力者が必要だろうということは、予想に容易いことでした。したがってこの現状には「まさかここまで」という言葉無しに、私には語れません。本年度の成果と、周りの反応には、大変驚いているというのが正直な感想です。

年を追うごとに、やりたいこと、できることが増え、私一人のエネルギーと財力だけでは回せなくなってきたのがノベルティ販売を始めた由縁ですが、今年は2月に再発した北海道地震による帰宅難民の被害を知り、本プロジェクトの動機核とも言える東日本大震災での人々の結束を思い出して、寄付金という提案も合わせていたしました。

けれども、まだまだ2016年の熊本地震による被害は完全に癒えていないこと、福島は今も被害からの前進に向けて頑張っていること、各原子力発電所の行方、集権する東京の混乱他、さまざまな議論を視界の隅に留めながら、私たちはそれぞれの目の前の日々を歩まねばならないと思います。

 

今年のプロジェクトの振り返りを、2019年夏に桑原商店(五反田)で企画を進めております。
本年度はお金による成果がありはしましたが、このプロジェクトをどう咀嚼し今後深化させていくのかは、換金できない課題です。ぜひ、多くの方々からの視点・見解を伺いたいです。

今後とも、どうぞ共にご協力いただけますと幸いです。

引き続き、よろしくお願いいたします。

 

三木麻郁

2019.3.24